何回かき混ぜるのがいいのか…医学的に正しい納豆の食べ方を教えよう

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どのような納豆を選べばいいのか

大粒の納豆と小粒の納豆がありますが、小粒のほうがいい
粒が小さいほうが発酵しやすく、納豆独自の栄養を豊富に含んでいることが多い

ひきわり納豆のほうが表面積が広いため、納豆菌が多く付着し
ビタミンB2などが普通の納豆よりも多く含まれている

食べるタイミング

納豆は買って来てから少し時間を置くと、熟成しアミノ酸が増えてうまみが強くなる
好みによりますが、買ってすぐ食べるよりも、賞味期限に近いほうがおいしい

保管は冷蔵庫
常温で保存をすると、一気に納豆の『再発酵』が進んでしまい、すぐにアンモニア臭が強くなったり風味が消えたりして、『食べ時』を逃しやすい

賞味期限が切れても大丈夫


納豆と言えば発酵食品の王様だが、賞味期限は大体1週間程度。賞味期限が切れてしまったものを食べても問題はないのだろうか

賞味期限が2~3日切れていたとしても十分食べられる
また、賞味期限から数ヵ月経っても食べられることは食べられます
納豆菌は非常に強力なので、ほかの雑菌が侵入することを許さないため

ただ、干からびてしまい風味も味もあったものではありませんから
さすがに食べることをお勧めはしませんが……
reizouko_soft[1]













毎食、食べても大丈夫

思わず大量に買いすぎてしまって、賞味期限が切れそうな納豆がたくさん残っているという場合は、冷凍すれば、それほど品質を損なわずに長期保存することができる

賞味期限が来る前に冷凍すれば、栄養は損なわれません
しかし、水溶性のビタミンが多少抜けてしまうのと、食感が失われてしまうのは否めません

冷凍したものは、冬場なら8時間、夏場なら6時間ほど常温で解凍してから食べるといいでしょう時間がある場合には冷蔵庫で10時間くらいかけて解凍するといい

食べる量
はどうだろうか。納豆は1パック当たり30~50g程度で、約90だ
1食につき1パックを食べることを勧めています
納豆はカロリーも高すぎず、タンパク質、ビタミンが豊富なので
1日3パックくらいなら栄養過多になることもありません

朝に食べるのか、それとも夜がいいのか
夜がオススメです
納豆に含まれるナットウキナーゼには、血栓を溶かす力がある

このナットウキナーゼが働き始めるのが食後4~8時間くらい経ってからだが
ナットウキナーゼは睡眠中のほうが働きやすいのだ

冷蔵庫から納豆を取り出すタイミング

重要なのは、食べる前に冷蔵庫から取り出して30分ほど常温で置いておくこと
納豆菌は非常に強力なので、短時間のうちにも増殖し、腸内に届く菌の量も倍増するのであるもちろん腸内環境を整える効果はいっそう高くなる

混ぜる回数は
好みによりますが、『粘り』をたくさん出すことには意味がある
粘りはポリグルタミン酸という物質でできていますが、これは、胃壁を守ったり
腸管では老廃物の排出を促進したりしてくれる

20回程度が普通だと思いますが、もっと混ぜたほうが断然粘りが出やすくなる

もうひとつ、混ぜる際の「順序」も大切だ
先にタレや醤油、カラシを入れてからかき混ぜてしまうと、ポリグルタミン酸が水分と吸着してしまい、粘りが生まれにくい
先にかき混ぜてからタレを入れることで、粘りが増える

混ぜる「向き」については、時計回りであろうと、反時計回りであろうと変化はない
ただし、途中で混ぜる「向き」を変えないことが大切
方向を変えると、うまみの成分が壊れてしまうからだ

※空腹で食べてはいけない

 
何と一緒に食べるか・どう調理するか
ポイントは、ナットウキナーゼが熱に弱いということ
50℃で活性が弱くなり、70℃を超えるとほぼ機能しなくなってしまうと言われている
炊き立てのアツアツごはんと混ぜてしまうと、効果が弱くなってしまいます少し冷ましたごはんと一緒に食べるのがいいでしょう

同じ理由で、加熱調理をすると効果が小さくなってしまう
味噌仕立ての汁に、潰した納豆を入れる『納豆汁』は風邪に効きますが
納豆を入れるのは最後にし、その後は煮立てないほうがいい

納豆をごはんなどと一緒に食べると、胃酸の影響がやわらいで、納豆菌が生きたまま腸に届き活動しやすくなる。理にかなった食べ方と言える

薬味は必要か
定番の薬味であるネギに含まれるアリシンは、納豆に含まれるビタミンB1の吸収を促進してくれます。ビタミンB1は疲労回復を助けますが、この効果がいっそう高まる

その一方、一緒に食べることで、納豆の栄養を打ち消してしまう食品もある

卵の卵白に含まれる『アビジン』という物質が問題なんです
納豆には『ビオチン』という、疲労回復や食欲増進に効果のある物質が含まれていますが
アビジンはビオチンの吸収を妨げ、効果を削いでしまう
卵と一緒に食べたい場合は、卵黄だけを混ぜるほうがいい

では、卵焼きや目玉焼きも、納豆と一緒に食べてはいけないのかといえば、そうではない
卵白に含まれるアビジンは、加熱することで性質が変化し、ビオチンの吸収を妨げなくなるのである

食品ではないが、血液をサラサラにする薬「ワーファリン」を服用している人にとって
納豆は「禁忌」
納豆がワーファリンの効果を弱めてしまうからだ

ちょっとした工夫をするだけで「奇跡の食品」はさらにパワーアップする
今日からでも、紹介してきた食べ方を試してみてはいかがだろうか



              

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